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〈The Okura Tokyo〉ロビーの中二階には、ある理由から高さの異なる2本の手すりが。その理由とは?

| Architecture, Design | 今日のカーサ検定 | casabrutus.com『【The Okura Tokyo検定】蘇ったジャパニーズモダンの傑作。』より | photo_Satoshi Nagare   text_Jun Ishida   editor_Keiko Kusano

カーサ ブルータスの人気企画「検定」シリーズから、建築やデザインにまつわるクイズを日替わりで出題します! 今日は【The Okura Tokyo検定】から一問。

● 【The Okura Tokyo検定】蘇ったジャパニーズモダンの傑作。

● 【The Okura Tokyo検定】蘇ったジャパニーズモダンの傑作。
【問題】
〈The Okura Tokyo〉プレステージタワーロビーのメザニン(中二階)には、とある理由から高さの異なる2本の手すりがつけられています。その理由とは?


(A)客の要望から

(B)現在の建築基準法を満たすため

(C)デザイン状の理由から



  ↓

  ↓

  ↓




正解は……

「(B)現在の建築基準法を満たすため」

です。


〈The Okura Tokyo〉オークラプレステージタワーロビーのメザニン(中二階)には、80cm高と110cm高の2つの手すりが作られています。

80cm高は〈ホテルオークラ東京〉時代のメザニンに設置された手すりの高さに合わせたものですが、これでは現在の建築基準法を満たさないため、さらに30cm高さを上げた110cmの手すりが加えられました。110cmのものは他の意匠を邪魔しないために細い金属で作られ、ロビー階から伸びる階段の手すりとも連続しています。

また、ロビーの広々とした印象を保つため、天井を25cm上げているのも隠れたポイントです。
〈The Okura Tokyo〉ロビーの中二階には、ある理由から高さの異なる2本の手すりが。その理由とは?
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