〈リモワ〉と〈ヴィトラ〉のコラボレーションは、座れるスーツケース? ドイツの工場にも潜入。
『カーサ ブルータス』2025年7月号より
| Design | PR | photo_Yuta Sawamura text_Sanae Sato
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リモワのデザイン美学を体現する本社及び工場の建築は、ケルンを拠点にするスーパーゲルプ・アーキテクテンが手がけたもの。

まるでアルミ製スーツケースがそのままスケールアップしたかのような工場の外観。

「マーブルパレス」と呼ばれる、エンジニアが働くオフィス棟。

5〜6トンのロールで届く〈リモワ〉のために作られた特別なアルミニウムシート。この工場内でスーツケースへと変貌を遂げる。《オリジナル チェックイン M》258,500円。《オリジナル》ならではの深くシャープな凹凸を持つグルーヴとアルミ素材のコンビネーションがアイコニック。アルミニウムに陽極酸化加工を施すことで、耐久性が高まり、経年変化をしたような質感が生まれる。

色ごとのアルミロールが並ぶ様子は壮観。

モデルごとに型抜きされたアルミシートが積み上げられている。

アルミシートにローラーでグルーヴ加工を施すと湾曲するため、プレス機で平らにする。
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